2024年2月24日土曜日

記念品の返却状況について

こんにちは。開封実行委員の河村です。

2月11日と12日に開催しました「タイムカプセル記念品返却」につきましては、多くの卒業生や保護者の方々に来校いただきまして大変ありがとうございました。残された記念品については、2003年当時の連絡網を頼りに大みか学区を中心にご訪問し、現在も居住されていることを確認した上でポスティングさせていただきました。

2月22日時点残った記念品は、全部で382名分のうち58作品となっております。引き続き卒業生や大みかコミュニティの方々にご協力いただき「全作品持ち主返却」を目指して参りますが、まだ作品を手に入れられていない等の情報がございましたら、委員会までご連絡をお願いいたします。

また公式メールにご連絡をいただいた方で、委員会にて折り返しました「ご本人確認の連絡、着払い郵送時の必要情報の連絡」の回答をいただけていない方がございます。折り返したメールアドレス(oomikae.tc@gmail.com)が受信拒否扱いになっていないかご確認いただき、あらためてご連絡をお願いいたします。


引き続きタイムカプセル記念品の返却にご協力をお願いいたします。

2024年2月13日火曜日

記念品返却2日目(ご協力に感謝申し上げます)

こんにちは。開封実行委員の河村@晴れ男です。

更新が翌日となってしまいましたが、2月12日(月)に記念品返却の2日目を予定通り大みか小学校の体育館で催しました。最終日の様子を以下ご紹介いたします。

おかげ様で最終日も良い天候に恵まれました。昨日より肌寒い感じではありましたが、やはり暖冬のせいなのか今年は例年に比べて暖かいですね。

小学校には菜の花がたくさん咲いており、春の訪れが近いことを感じました。

昨日に引き続き、2日目最終日も多くの卒業生や保護者の方々にご来訪いただきました。2日間通しで来ていただいた卒業生もおり、記念品の回収状況を気にかけてくれて感謝です😂


2日目のスタッフまかない食はカレーうどん💕 1日寝かせたカレーってだけで美味しいの確実なのに、カレーうどんにしてくれた女性スタッフさんたちに感謝です。とても美味しくいただきました。

午後になると記念品もだいぶ少なくなり、各クラスともテーブル1つに置けるくらいになりました。

ふと、土で埋め戻された中庭の状況が気になって訪れてみました。タイムバスタブが眠っていた丘の表面には、うっすらとコケが生えかかっていて、子どもたちの集いの場として戻りつつありました。

最終日の記念品返却は15時で終了となり、スタッフ総出で後片付け。使う前よりキレイにを心がけて現状復帰となった体育館。卒業生の思い出が詰まった体育館の画像を残して置きますね。

2日間に渡って催した記念品返却ですが、全部で382名分の作品のうち、312名分を返却することが出来ました。これもひとえにタイムカプセル開封の活動にご協力いただいた、大みか小学校をはじめとする卒業生や保護者の皆さま、また地元商業者の方々や各メディア、そのほか多くの方々の温かいご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

残った記念品については本年度3月31日まで開封実行委員会で保管し、2003年当時の連絡網などを駆使して配布作業を継続して参ります。また公式メールを通じて配布協力の申し出を頂きました方々におかれましては、委員会にて状況を整理しあらためてご連絡差し上げますので、今しばらくお待ちください。


最後に重要なお願いがあります。
今回の返却日で記念品を代理で持ち帰られた方々におかれましては、できる限り早く持ち主の方に「作品を代理で引き取った」旨の連絡を確実にお願いいたします。
思い出の作品を確実に持ち主に返却したいと考えておりますので、ご協力を重ねてお願い申し上げます。

2024年2月11日日曜日

記念品返却1日目(来校ありがとうございました)

こんにちは。開封実行委員の河村です。

本日2月11日(日)はタイムカプセルの記念品返却の1日目、予定通り大みか小学校の体育館で催しました。初日の様子を以下ご紹介いたします。

掘り起こし日に続き本日も快晴に恵まれた大みか小学校。私はそろそろ雨男疑惑を返上し「晴れ男🌞」を名乗ってよいのかも・・・

記念品は各クラスごとにテーブルを分けて用意しました。全作品持ち主返却が委員会目標です!

午前10時の開場とともに、卒業生たちが続々と体育館を訪れてくれました。最初に受付でお名前を確認させていただき・・・

2003年当時のクラス名が書かれたテーブルに移動いただき、記念品を受け取ったあと机上に置かれたリストに確認シールを貼り付ける流れとなります。

タイムカプセル(タイムバスタブ)には、2003年当時の様々なアーカイブが残されており、その中でDVDや8ミリテープの貴重な映像をステージに置かれたテレビでご覧になれます。

各クラスのテーブルに並べられた記念品をご紹介します。4年1組は封筒に色を塗ったりイラストを描いてデコレーションされておりました。

3年1組はクラスの思い出も残されていました。学級新聞のテンプレート、給食の片付けがんばろう案内、忘れ物を無くすための記入シートなど、見ていてホッコリするとともにクラスの団結力が伺えました。


タイムバスタブの中で一番湿気を引き受ける形となってしまっていた1年1組の記念品たち。上級生らの作品がキレイな状態だったのも1年生が頑張って守ってくれたからかな?と思っています。ありがとう1年1組!

お昼にはスタッフのまかない食として、女性委員さんたちが大みか交流センターの調理室にてカレーライスをふるまってくれました。どこか懐かしい味わいのするカレーライス、とても美味しくいただきました。

1月27日の掘り起こし日に引き続き、NHK水戸放送局さんが追いかけ取材として来校いただきました。インタビューに応えていただいた卒業生の皆さま、ご協力ありがとうございました。
放送は「いば6」で2月下旬になるとのことです。放送日がわかりましたら本ブログにてご案内させていただきます。

入手した大みか小の映像アーカイブは、実行委員で映像編集が得意の藤本さんが、期間限定でYouTubeにて動画閲覧できるようにしていただきました。アドレスは来場された方のみQRコードを案内させていただきましたが、委員会の公式メールアドレスにご連絡いただければ折り返しご案内いたします。

その場で封筒を開けて家族や友人たちと盛り上がるシーンが数多くみられました。20年後の自分へ送られたメッセージに、少々自虐的にセルフツッコミされている様子が見ていて面白く微笑ましかったです。


また体育館やグラウンドでは、久しぶりに再会した友人たちとのミニクラス会が行われ、積もり積もった話を語り合う様子が伺えました。委員会でも、そのような場になってくれるといいなと話し合っていたので、とても喜んでいます。

遠方からこの日のために来校していただいた方も含め、記念品の返却にご協力いただき大変ありがとうございました。またスタッフに差し入れをいただきました方々には、この場をお借りして感謝申し上げます。

・返却実施日 2月12日(月)10:00~15:00
・場所 日立市立大みか小学校体育館

明日はお引き渡しの2日目で最終日。スタッフ一同「全作品持ち主返却」を目指し頑張ってまいります。皆さまの来校を心よりお待ちしております!

2024年2月10日土曜日

大みか小でお待ちしております

こんにちは。開封実行委員の河村です。

タイムカプセル開封の活動が始まって3ヶ月半、明日はいよいよ大みか小2003年の子どもたちに、20年の時を超えたメッセージをお渡しする日です。予定通り執り行いますので、皆さま大みか小の体育館にお集まりください。
なお来校される際は、校舎の北側にある駐車場をご利用ください。校舎正面の敷地内駐車スペースには停められませんので、ご協力をお願い致します。

・返却実施日 2月11日(日)10:00~16:00 および 2月12日(月)10:00~15:00
・場所 日立市立大みか小学校体育館

明日体育館に搬入する準備品を整理していたら、紙袋から何やらピンクのCD-ROMが出てきて「はて?コレ何だっけ?」とPCで恐る恐る読み込んでみたところ、デジカメの画像が6枚・・・
そうだそうだ、3年2組の記念品に入っていたCD-ROMを解析してと頼まれたんだっけ😅 先生が残してくれた画像を印刷しましたので明日展示いたします。

明日は引き渡し初日ということもあり、スタッフ側に不慣れが点があるかと思いますが、すべての記念品返却を目指し頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。不明点などございましたら遠慮なくお声をかけてください。

本活動のご支援・ご協力に感謝申し上げます

2024年2月9日金曜日

思い出を救え!

こんにちは。開封実行委員の河村です。

去る1月27日にタイムカプセルとともに回収された作品たちは、とてもキレイな状態で保管されていたことを先日の投稿記事でお知らせいたしましたが、作品たちはこの2週間で十分乾燥させることができました。
しかしながら作品のうち「写真」については、重ねられた状態で写真同士が張り付いていることがわかり、そのまま無理に剝がそうとするとプリント面が破れてしまう恐れがありました。

タイムカプセルから回収された作品の中には、学校側で残していただいた2003年当時の各クラス集合写真集がありました。

中身を確認すると、各シートの中央に写真が貼られているのですが、写真同士のプリント面が向かい合った状態で張り付いており、ページがまったく開けない状態となっていました。

以前に東日本大震災で持ち主不明となった写真を修復するというテレビ番組を観た際、写真屋さんで現像した銀塩写真であれば、水にしばらく浸すことで剥がすことができるという情報を思い出し、さっそく詳しく紹介しているWebサイトを探してみました。
剥がす手順が画像付きで紹介されているFUJI FILMさんの以下のサイトを見つけました。


注意:以下に紹介する作業は自己責任でお願いいたします

写真の紙は水に浸しても大丈夫のようですが、あいにく台紙に貼られていることもあり耐久性に難がありますが、写真さえ無事であれば何とかなる!と決断しバケツにぬるま湯を入れ浸してみました。
紹介されていたサイトでは水に浸すとありますが、他のサイトも確認してみたところ20~30℃程度のぬるま湯に浸すのが成功のポイントのようです。

30分程度浸した状態でバケツから引き上げ、台紙めくって写真の部分を掴みゆっくりと広げると、少しずづ「ベリッ、ベリッ」と剥がれてくれました。コツとしての表現が難しいのですが、ゆっくり過ぎると張り付いた面が突っ張ってしまい破れてしまう恐れがあるので、張り付きが弱い面は一気に広げ進め、張り付きが強い箇所はククッと剥がす感じです。
破れかけた場合は反対側から攻めてみて、それでも困難な場合は再度ぬるま湯に浸してリトライです。

台紙は写真の周りで破れヨレヨレになってしまいましたが、何とか写真面を剥がすことができました。しかし張り付きが強く硬化の激しかった1年1組の写真が破損してしまいました。力及ばずで大変申し訳ありません。
写真の下には児童一人ひとりがわかるように名前が書かれていました。先生方のご配慮に感謝です。

100%完全復活とはならない結果となりましたが、今回の「ぬるま湯に浸して剥がす方法」はとても有効であると思いました。私のような素人でも剥がすことはできましたが、写真屋さんにお願いすれば、より安全に修復していただけるかと思います。

数日後に大切な作品を皆様にお返しする運びとなりますが、写真の状態に肩を落とすことなく、思い出を諦めず頑張ってみてください。